うちIWAじゃけえ!
オタフクソース様よりご依頼頂いた、
浮世絵イラストラフ制作中に、
広島弁を身に付けたでお馴染みIWAっす!嘘です。
さて今回はいよいよ、
オタフクソース海外展開用
浮世絵ポスターの本制作の様子をお届けっす!
“魂の線入れ”から“全力着色“まで、
IWAの激闘をぜひ生温い目で
お楽しみくださいませー!
後半には、
『IWA瀕死寸前!遅すぎたお好み焼きの強襲』
が待ち受けているぞ!乞うご期待だ!
よおおおし!進撃だああ!!
Contents
オタフクソース浮世絵イラスト:水墨画風の線画でキメる!
今回の浮世絵イラストに関して、
ラフ制作後にオタフクソース様から
「こちらのテイストでお願いします」と
下記のファイルが添付されてきました。
こちらはIWAがコロナ禍に描いた、
『病疫退散』というアクリル絵具作品っす。
過去の作品を参考にして頂いてウレシカッタナー( ;∀;)
この作品の様な力強い武者絵の雰囲気をご希望でした。
よしきた任せろい!
とばかりにIWAお得意の
水墨画風の筆線で描くことを決意。
Photoshopのインクブラシを使用し、
墨風の線を一本ずつ丁寧に描いていくゾ!
このスタイルは線一本一本が主役となります。
力強く自然な和風の線が、
浮世絵イラストの印象を決定します。
なので、
たまに一本の線に5分以上かけて
突き詰める時もあります。
職人だよね、IWA。
そうこうしているうちに線画が完成っす!
良い感じに描けたのではないでしょうか。
(我ながら実に見事だ…/心の声)
続いて着色に進軍していくう!
オタフクソース浮世絵イラスト:水彩ブラシで着色!
浮世絵イラストの着色は
水彩ブラシを使うことにしました。
全体的に手描きの温かみのある方が
食べ物が美味しそうに見えるのでは?
という魂胆からです。
着色部分をよく見ると、
グラーデション部分だけが水彩風になる
ように塗ってみました。
キメキメで水彩塗りをしてしまうと
浮世絵っぽさが失われてしまうので、
この位がちょうどいいかなと!
淡い水彩風で塗ることで、
線の力強さを活かした仕上がりになります。
刺青のデザインは
旋風に桜が待っているイメージです。
こちらも細かく中々大変でしたが、
その分良いチャレンジでした!
オタフクソース浮世絵イラスト:お好み焼きの逆襲
浮世絵イラスト制作は順調に進み、
IWAはウキウキでラストスパートに入っていました。
しかし、この時のIWAは気付いていなかったのです。
この案件には思わぬ伏兵が潜んでいたのです。
その名は…、 – O K O N O M I Y A K I –
そうです、お好み焼きです。
クライアント様からはラフ段階に
「ソースのかかったお好み焼きを描いて欲しい」
とのご要望を頂いていました。
広島風お好み焼きをGoogle先生に教わり、
クライアント様の確認を取りつつ
線画~着色と順調にお好み焼きを描き上げていきました。
このように無事に完成し、
よーしいよいよ入稿かー!?と
祝杯の用意をしかけたその時。
唐突に草むらから『修正』という鉄砲玉が、
歩伏全身で戦線を潜り抜けたIWAを
残酷に撃ち抜いたのです。
クライアント様「お好み焼きを描き直して欲しいです!」(バッキューン)
ぐッわあああああ!
IWAが致命的な負傷をおお!
衛生兵ええい!衛生HEEEEY!!
IWAはもう助からなああい!
最期に言い残すことはああ!!!
「…女の子に…モテたかった…」バタッ
~Fin~
という訳で、
オタフク様からの修正案を参考に
お好み焼き部分を修正することになったっす!
オタフク様は特に青のりと鰹節の量、
ソースとマヨの比率を細かく気にされていました。
各々の比率の違いを修正することで、
全く雰囲気の異なるお好み焼きになるなんて!
オタフク様のブランディング力、素晴らしい!
IWA、大変勉強させて頂きましたよ…!
オタフクソース浮世絵イラスト完成!とその後
そんなこんなの激闘の末、
めでたくオタフクソース様用の
海外展開用浮世絵ポスターが完成致しました!
オタフク様にも大変気に入って頂き、
「是非カラバリを増やして展開したい!」
と言って頂けました。
そこで着物の色を6色ほど提案した結果、
上記の赤、青、緑の3色で海外展開して頂けることになりました。
やったね!I did it!
オタフクソースUS支部のインスタにて
シェアして頂きました!
クライアント様から完成品を頂いたので、
嬉しくて額装しました。B2サイズ!大きい!
今回、無理を言って
ネームクレジットを入れて頂けたのも嬉しかったなああ
実寸になると迫力が増して、さらに素敵なポスターになっています!
クライアント様より
IWAもそう思います(;ω;)ウレシイ
オタフクUSの社員さんが着るアパレルや
イベントでの掲載などでもご活用頂けたようです。
また今回の浮世絵イラストを
第43回『広島広告大賞』へも応募して頂けるようです。
このように、
多岐に渡りご使用頂けてIWAも嬉しい限りです(泣)
今回のお仕事は間違いなくIWAの代表作になるかと思います。
オタフク様、並びにクライアントの皆様、
本当に貴重な機会をありがとうございます…!
飲食系のお仕事もっとやりたいな~、
と思える素晴らしいご依頼でした!
それではまたまた。
IWA/Kenji Iwasaki/岩崎健児
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