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ニート経験は人生を救う

こんにちは、IWAっす。
お恥ずかしい話、
僕は以前ニートだったことがあるっす。

このニート経験が、
思いがけずその後の人生の役に立ってしまったっす。

僕はショップ店員を辞めたあと、
しばらく休養もかねて何もせずに生活していた時期があったっす。
店員時代には使う暇もなかった貯金を切り崩しながら、実家でダラダラ過ごす有意義な生活が始まったっす。

その頃の自堕落な生活がなければ、
今の僕はないと言って良いかもしれないっす。

TSUTAYAが”別荘”
自由なニート時代

仕事を辞めてからは、
毎日夕方頃に起床しては
冷蔵庫から拝借した物を食べつつ、
沈んでいく夕陽を見つめながらぼーっとしていたっす。

しばらく家事をしたりTVを見たりしていると案の定あっという間に夜になってしまうっす。

起床から3時間で日没。

今更ながら情けないっす。笑

そんな生活のおかげで完全に夜行性へと進化していた僕は、外が暗くなると同時に活動的になっていた。

とりわけ僕が毎日精力的に
行っていた事と言えば、映画鑑賞

近所にTSUTAYAさんがあったため、夜な夜なそこへ出かけては小一時間ほど入り浸っていたっす。
まだ観たことがない映画作品たちが所狭しと棚に並べられたその空間が、僕は昔も今も大好きっす。

人類が撮りためてきた膨大な映画という名の文化遺産群をワンコインで観られる、

TSUTAYA最高!!

ここぞオアシス!!

その頃はそんな気持ちでほぼ毎日、
夜中にTSUTAYAへと出かけることを日課としていたっす。

店内ではDVDのパッケージやストーリーのあらすじを眺めたり、まだ見ぬ作品世界に思いを馳せながらレンタルコーナーを2~3周しながら作品を選ぶのがいつもの黄金コースでした。

今思えば、
「この棚のどこかに、
 自分の生き方があるかもしれない」

そんな切実かつ夢見がちな気持ちで作品を選んでいたような気がするっす。

そして毎回洋画のDVDを3枚程借り、暗い夜道をホクホクしながら帰っていたっす。
帰宅後、誰もいない深夜のリビングで借りてきたDVDを立て続けに鑑賞し、日の出と共に眠りに落ちるという今思い返すと最高、いや最低の生活サイクルを送っていたっす。

そんな、独り真夜中シネマパラダイスを三カ月ほど続ける頃には、
作品鑑賞数は200本を超えていたっす。

この頃観た膨大な映画作品は、現在の僕の映画知識の下敷きになっているため、とても大切な期間だったっす。

人生を変えた映画

ニート生活も四カ月目に突入した頃、
さすがに自身の焦りと親の目が気になり出し始めたっす。

その頃僕は既に画家になりたい
心に決めていたっす。

とは言え、
コネもなく画力も未熟な20代の青年が
いきなり自作の絵で稼ぐことなど、

「まず無理だろ(笑)」

と当時の僕は客観的に自分自身を見ていたっす。

それならば就職するしかない
という結論に至ったものの、
就職活動すら未経験の僕は
中々重い腰を上げられずにいたっす。

そんな時、
僕はある一本の映画に出逢った

バッド・チューニング
(原題:DAZED AND CONFUSED)
日本未公開作品で、70年代のアメリカを舞台に休暇を迎えた高校生たちが経験する一晩の出来事を描いている映画っす。

基本的にティーンエイジャーたちが酒を飲み、ドラッグをキメてグダグダ喋っているだけの作品っす。

自堕落なニート生活を続けている自分に
ピッタリな映画だな、と思いながら
観ていたっす。

フットボールを続けようか悩みつつも、
酒やドラッグで現実逃避を図る主人公は
まるで現状から目を逸らしている僕自身
のようではないか、と観ていて若干居心地悪くもなったっす。笑

しかしそんな散漫な映画と思いきや、
ラスト付近で主人公の友達がこんな
台詞を口にする。

「大人になって今を思い出した時に、
閉ざされたこの世界で
俺は精一杯プレーしたと思い返すだろう」

素晴らしいカメラワークにより
この言葉によって主人公の心が
動かされたことが演出されます。

僕はこの瞬間、ハッと我に返ったっす。

今、僕は精一杯プレーしているだろうか?

絵を描くための就職

二カ月後。

僕はデザイン会社に勤務していた
グラフィックデザイナーとして、
教育関連書籍のデザイン業務を行っていた。

バッド・チューニング』を観た夜、
僕は将来を真剣に考えたっす。

絵を描き続けるためには、
少ない収入でも生活を成り立たせる必要がある
その為には就職し、ついでに絵に限りなく近い職業を選ぶ。

これが曲りなりにも僕が出した結論だった。
そこからAdobeソフトを猛勉強し、
ポートフォリオという就活に必要な作品集を必死に作ったっす。

履歴書の書き方、面接の所作を一から学び、伸び放題だった髪を切り揃え何社もの面接を受け続け、ようやく晴れて社会人になれたっす。

教育関連書籍のデザイン業務が
絵に関係あるかどうかはさておき、
デザイン知識やAdobeソフトの
テクニックはイラスト制作に応用
できる部分が非常に多く
今でもその時の経験は大いに役立っているっす。

日々、Instagramでも多くの
「いいね!」やコメントを頂いており、
大変嬉しい限りっす。

また、インスタから新しいつながりが
増え、色々なお誘いを受けたりする
ことも増えてきたっす。

それもこれも、自分を見つめ直す時間に
なったニート期間と、
将来を考えるきっかけをくれた映画たち
のおかげだと
思っているっす。

なので、今一度言わせてください。

ニートやってよかったー!!

あと、やっぱり
TSUTAYAは最高!!

今回はこの辺で!

IWAでした。

 

画像引用:2005 Universal Studios./ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン-該当作品DVD

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