どうもIWAっす!
今回は浮世絵・和風の牛(丑)のイラストの描き方をご紹介します。
今回は僕が描いた上の画像を
参考に練習してみましょう!
牛 (丑)を浮世絵風に描くことは
一見難しそうですが、
3つのパートに分けて描くと
実は簡単に和風の雰囲気を出すことができます。
後半には画材の紹介などもしているので
この機会に是非コツを掴んで、
年賀状や趣味のイラストに応用してみてください!
Contents
浮世絵風の牛(丑)のイラストの描き方のコツ1:重量感ある胴体を意識しよう!
浮世絵風の牛(丑)のイラストの
描き方の一番重要な箇所は実は胴体です。
何故胴体なのか?
実際の牛を見ると分かる通り、胴体の比率が非常に大きいからです。
そのため胴体をどっしりと描くことで、
牛の体の特徴を表現することができます。
それでは実際に浮世絵イラストを描いていきましょう!
まずはこのように、
斜めの楕円形を描いてみましょう。
これが牛の胴体の原型になるので
厚みのある大きめの楕円形を意識してみましょう。
ここに図のように二本の線を描き足します。
左上の線は首部分で、
右下の線はお尻から後脚にかけての線になります。
この二本の線は、
首をひねって上を見上げる
牛ちゃんの体のラインを表しています。
胴体を中心に外側へ渦巻くような
体のラインを意識してみましょう。
胴体部分は以上になります(あら簡単)。
浮世絵風イラストの牛の描き方のコツ1は、重みある胴体のラインです。
実は勢い良くサラッと描くと自然で綺麗な線になりやすいので試してみて下さい。
浮世絵風の牛(丑)のイラストの描き方のコツ2:鼻を強調しよう!
次は浮世絵風イラストの牛(丑)の顔を描いていきましょう。
顔の描き方のコツはずばり、
鼻を大きく描くことっす。
その為には牛の顔の特徴を把握することが大切です。
写真で見てもわかる通り、
特徴はなんといっても大きな鼻。
角や耳も牛の特徴の一つですが、
鼻を大きく描くことで顔の輪郭を
強調することができます。
まず頭から眉間にかけてはやや丸く、
眉間から鼻にかけては、
ラッパのような形を意識して
描いていきましょう。
次に耳・角・下あごを図のように描き足していきます。
耳は頭の後ろの方に描き、
角はちょうど耳と同じ位置から生やしましょう。
下あごは長方形を意識することで、噛む力の強い牛の骨格を表現することができます。
目はひし形で瞳を大きく描いて
牛特有のつぶらな瞳を意識します。
鼻の孔は図のように描きましょう。
浮世絵風イラストの牛の顔の描き方のコツは
ラッパの様な大きな鼻を強調させることです。
何度か下描きをしてみて
一番しっくりする線を描いてみましょう!
浮世絵風の牛(丑)のイラストの描き方のコツ3:脚の関節を理解する!
浮世絵風の牛(丑)のイラストの
描き方の最後のコツは脚部分です。
実際の骨格をよく観察してから描いてみましょう。
脚の付け根の部分は太く、
足先に向けて次第に細くなっていることが分かります。
また、脚の第一関節と第二関節が
ジグザグになっています。
それを踏まえてまずは後ろ脚から描いていきます。
お尻の線からゆるやかにジグザグ形を
描いていきましょう。これが関節になります。
左側の線は、
付け根からゆるやかな波型を描きながら
足首部分で右側の線と平行にします。
上から下にかけて徐々に脚が細くなるように意識して描きます。
この時に、
脚全体が短めになるように描くと
体全体のバランスが実物に近づきますよ!
1番目のポイントで話した通り、
浮世絵風の牛(丑)の描き方のコツは
胴体に重心を置くことです。
脚は少し短いくらいが丁度いいですよ〜!
蹄部分は全体的に丸みを帯びた台形を意識します。
お好みで前後の境目に線を入れてみても〇です。
以上の手順を踏みながら
脚4本を描いていきましょう。
奥の二本の脚は、
前側の脚の斜め左上くらいに描くと
遠近感が生まれるの調整してみてください。
次にお腹の線を描き足してみましょう。
図のように緩やかな波型にすると
浮世絵っぽい柔らかいラインになります。
尻尾は自由な形で構いませんが、
先っぽは筆の様な形にしておきましょう。
必要に応じて、
脚の付け根に図の様な線を描き足すと
牛ちゃんの体のポテッとした感じが
表現できますのでお好みでどうぞっ!
ここまで描ければ線画は完成です。
次は着色とおすすめ画材について解説していきます^^
浮世絵風の牛(丑)のイラストの描き方のコツ :おすすめ着色画材とまとめ!
今回描いてもらった浮世絵風の牛は茶色や灰色、白地に黒ブチなど
自由な色に着色できるモデルです。
浮世絵風の色塗りのコツとしては
薄めの色を塗ると落ち着いた雰囲気が出せるのでGOODです!
着色用の画材はこの辺がおすすめです。
大人気!ぺんてる/Art brush アートブラッシュ (XGFL) 全18色 カートリッジ式 カラー筆ペン! 年賀状 Pentel |
僕も制作時によく使用していて、
発色の良い落ち着いた色味が出せます。
特に上のセットの中に含まれる
ペールオレンジ色(肌色)が
使い勝手が良くて僕は大好きです。
牛の体もこの色で塗れますよ!
浮世絵風イラストの本描き用のペンは
断然筆ペンがおすすめです。
筆ペンはより和っぽい雰囲気が出せるので
サインペンやボールペンで描くより断然おすすめです。
IWAは下記の筆ペンを年に30本くらい消費します。笑
僕自身、なるべく安い画材で手軽に
浮世絵風の描き方はできないかな?と
いくつもの画材で試し描きしてみた中で
上記の画材たちに辿り着きました。
おすすめなので試してみる価値は十分ありますよ^^
まとめ
いかがでしたか?
最後に浮世絵・和風の牛(丑)の
イラストの描き方のコツをおさらいしましょう!
・胴体に重心を置き、自然なラインを作る
・鼻をラッパ形に尖らせて顔の輪郭を強調する
・脚は関節を意識しながら一筆で短めに描く
以上の点を意識した下描き後に、
筆ペンで本描きをすると
上手く浮世絵風の雰囲気が出せるかと思います。
全体的にシンプルなイラストなので
画力に自信がある方は本描きから始めても良いと思います!
是非楽しみながら年賀状や趣味に
活用してみてくださいね^^
それではまた次回!
IWA/Kenji Iwasaki
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