オタフクソース様：海外用浮世絵イラストのご依頼 〜開幕ラフ編〜

こんにちは、IWAっす。

今回は、
浮世絵イラストを使用した
ポスター制作のご依頼の様子をお届けします！

広島風ソースでお馴染みの
『オタフクソース』様からのご依頼で、
海外展開用の浮世絵ポスターを制作して欲しいとのお話でした。

アメリカ、他十数カ国の日本食レストランにて展開頂ける予定とのこと！
日本国内では、希望店様があれば設置を検討して下さるそうです。


「お好み焼きつったら広島風だろおお」
と日頃から息巻いているIWAにとって、
今回のお話は大変嬉しいものでした。

オタフクソース様の様な大手様から
依頼を頂けるようになるなんて…
IWAメジャーになったね…


という訳で今回は制作の様子を
ラフ編・本制作編の二部作に分けてご紹介致します！

本制作編をお読みになりたい方はこちら！↓
オタフクソース様：海外用浮世絵イラスト〜激闘本制作編〜


ところで今回のお話、
当初は浮世絵イラストではなく
全く別のコンセプトで進んでいたご依頼だったのです。

果たして当初のコンセプトとは？
プロジェクトの意外な方向性の変化とは？

それでは早速調理開始です！

オタフクソース用浮世絵イラスト…と思いきや？ 

今回の浮世絵イラストのご依頼は
関西の編集者様からでした。

お話を頂いた当初は、
「浮世絵風イラストでお願いします！」
というIWAお馴染みのご依頼内容でした。

それから数日後に
担当者様から再度ご連絡があり、
「方針が変わり、『昭和レトロ風イラスト』でお願いします！」
とのご要望を受けました。

おう！

お、ほう？

と初めはやや困惑しましたが、
よくよく企画の趣旨を聞いてみると
「海外のレトロ風レストランに設置したい」
とのことでした。

そのうえで、『昭和レトロ風』の方が
店の雰囲気にマッチするのでは？
という理由のためでした。

こう見えてIWAは大学時代に
レトロ風の絵の制作経験があったので
問題なく制作できるでしょう！とOKを出しました。

よーし、いくぜい！
と早速ラフ制作を開始しました。

オタフクソース用 浮世絵／レトロイラスト：ラフ制作！

レトロ風イラストのラフは
こちら２点を提出しました。

お客様からのラフの条件として、
・お好み焼きとたこ焼きを入れて欲しい
・人物にヘラを持たせて欲しい
この二点を守って欲しいとのことでした。

加えて、
浮世絵イラストのラフも
提出して欲しいとのことでしたので
以下のパターンでラフを作成しました！

まず1枚目の浮世絵ラフがこちら！
人物にクローズアップし、
現実の調理風景に近い画にしました。

シンプルな構図の分、
浮世絵テイストが描き込みやすいのでは？
と計算して描いたラフっす。
あと、調理帽がかわいいでしょ？笑

次に描いた浮世絵ラフがこちらの花魁！
ポップでモダン方向に振った一枚っす。
着物のOTAFUKU柄がポイント！
海外用なので西洋風の国籍を意識しました。

最後に描いた浮世絵ラフがこちら！
ダイナミックにお好み焼きを裏返す武者風の人物がメイン。
個人的にお気に入りのラフっす！
調理帽がかわいいでしょ？！


さああああて果たしてどのラフが本制作となるのかァ！？

個人的にはレトロ風より浮世絵風でイキタイ…！と思いつつ！
それでは、気になる結果ハッピョオオオオ！！

オタフクソース用イラスト：浮世絵スタイルに決定！

数日後、クライアント様から連絡があり…

「1番目↑の浮世絵イラストに決定しましたので、制作進めて下さい！」

オオオォォォ…

＼ワァァァアアアアア！／  ＼優勝オオオ！！／ 

クライアント様の話によれば、
IWAの浮世絵ラフがしっくりきたため
レトロ風から企画路線が変更になったそうです。

ワーイ！ありがとうオタフク様ああ！ 
やっとIWAのターン！！


こうして、オタフクソース様ご依頼の
海外用浮世絵イラスト制作、
という名の光のデュエルがスタンバイされました。

IWA「オレタチノタタカイはコレカラってわけだZE☆」

次回！『お好み焼き描きすぎて、手首死す！！』
オタフク・スタンバイ！！！
（このネタ伝わります？）


さて、ラフも無事決定し、
いよいよ本制作に突入だよ！

激闘の本制作編は
是非こちらから読んでみて下さいね！
IWA がお好み焼きに
狙撃される場面を是非お見逃しなく。

それでは次の記事でお会いしましょう！
またまた。

IWA／Kenji Iwasaki／岩崎健児