【江戸と現代ザックリ比較】「なにこれ?」江戸時代のレア職業3選

江戸時代 職業 竹馬古着屋 海ほおづき屋 一人相撲屋

テヤンデイ!
IWAっす。

 

皆さんのお仕事は何でしょうか?

その職業は、
江戸時代には存在していましたか?

 

今に比べ職業のカテゴライズが
少なかった当時は、庶民も武士も
皆ありとあらゆる副業に手を出し
小金を稼ごうとしていました。

両脇にカゴを付けた天秤棒を担いで
物を売る『俸手振り(ぼてふり)』などは
メジャーな副業として知られています。

しかし、
その他にも隙間産業的なものから、

「こ、これは職業なのか?」

と思うようなレアなものまで様々な
稼ぎ口が存在していたっす。

 

今記事では、

・“歩く古着屋”

・“江戸のテラリウム屋”

・“異端のパントマイム相撲とり”

の3つのレア職業をご紹介します。

『竹馬古着屋』〜江戸時代のレア職業1〜

江戸時代 レア職業 『竹馬古着屋』 『海ほおづき屋』 『一人相撲屋』

『竹馬古着屋』 画像引用:守貞謾稿

これは現在でいうと、
古着屋の出張販売にあたります。

図の様な、
四本足の竹馬が両脇についた竹棒を
担ぎながら歩き売りをしていました。

竹馬の上には
主に古くなった衣服を乗せ、
この他にも布地や切れ端、
着物の襟や裏地など部分売りも
していたようです。

江戸時代 職業 竹馬古着屋 海ほおづき屋 一人相撲屋
天保期(1831-1845)に入ってからは
京都や大阪にも出張に出向き、
江戸の流行を各地に伝えていたそうです。

そのため、
以外にその後の服飾文化に
影響を与えたかもしれない
影のインフルエンサー的な職業
かもしれないっすね!

『海ほおづき売り』〜江戸時代のレア職業2〜

江戸時代 レア職業 『竹馬古着屋』 『海ほおづき屋』 『一人相撲屋』

『海ほおづき屋』 画像引用:守貞謾稿

海のホオズキってなんぞや?

と思われるかもしれませんが、
元のホオズキがこちら。

江戸時代 レア職業 『竹馬古着屋』 『海ほおづき屋』 『一人相撲屋』

ナス科ホオズキ属の多年草で
6~7月に花を咲かせ、
その後写真の様な実をつけます。

江戸時代の子どもたちは
これを口に含み、
笛代わりにピーピー吹き鳴らして
遊んでいたようです。

…現代ではあまり見かけなくなりましたね。

 

さて、この『海ほおづき売り』は
主に海中で獲れた掌サイズの枯れ木
岩に生えていたなどを
屋台で売り歩いていました。

そんなもの売れるの?

と思いきや、
拾ってきた枯れ木を削って
笛として吹き鳴らせるように加工した
ものを販売していました。
藻はそのままオモチャとして
売っていたようです。

 

お得意様はもちろん子供たち
特に6歳位までの女児たちに人気で、

「ホオヅキの実がなるまで待てないっ!」
「早くピーピー吹きたいのっ!」

という流行を先取りした感度高めの
幼女たちが主な顧客として市場を
盛り上げていたようです。

また、蘇芳(すおう)と呼ばれる植物で
赤や白に染めた物も販売しており、
そのカラーバリエーションで
女子のオシャレ心をガッツリと
掴んでいたようです。

江戸時代 レア職業 『竹馬古着屋』 『海ほおづき屋』 『一人相撲屋』

オッシャレ~なテラリウム

現代に置き換えると
テラリウム用の雑貨店
一番イメージしやすいのかなと
思うっす。

テラリウムと言えば、
枯れ木や土草をビンなどに詰めた
オシャレインテリア。

なので今は『海ほおづき売り』は
子供より大人の方に受ける
かもしれませんね!

『一人相撲』〜江戸時代のレア職業3〜

江戸時代 レア職業 『竹馬古着屋』 『海ほおづき屋』 『一人相撲屋』

ドスコイ!(こちらは本物)

最後は変わり種をご紹介します。

『一人相撲』や
『一人相撲屋』はその名の通り、
上半身裸の男が一人で相撲をとって
見物人から投げ銭をもらう職業です。

 

…ちょっと訳がわかりません。

 

どういう事かというと、
江戸っ子にも大人気だった国民的スポーツ
である相撲の一人芝居をするというもの。

一人で相撲をとる訳ですから、
当然相手の動きも自分で演じることに
なります。

 

相手(俺)が強く押し進めてくれば
こちら(俺)も土俵際で踏ん張って
巻き返します。

こちら(俺)相手(俺)
まわしを掴もうものなら、
相手(俺)も負けじとそれを
阻止します。

そして強者同士(どっちも)の
激闘の末、は栄光の勝利を掴み
は敗戦に心を痛め、
長かった戦いは遂に終結します。

 

…と、このように
一人二役で力士を演じて
見物人の興味を惹きつけます。

多分「のこったのこった!」とか
行事の声も自分で演じていた可能性
があります。

 

江戸時代 職業 竹馬古着屋 海ほおづき屋 一人相撲屋

見物人から頂戴した銭は
四尺~五尺(120~150cm)もする
長い竹筒に入れて持ち歩いて
いたそうです

これは銭の盗難防止の為の
ようですが、
これも含めツッコミ所が多すぎます…。

 

おそらく全ての『一人相撲屋』は
路上でのみ営業を行っていました。

そのため、
これはやはり職業というより
路上パフォーマンスに近いですね。

現代の職業に無理矢理例えるなら、
パントマイマーがこれに近いかと
思います。

 

さすがにここまでツッコミ待ちの
パントマイムはないような気がしますが。笑

まとめ

さて、いかがでしたか?
江戸時代には僕たちの発想の
斜め上をいく職業がたくさん
あるようです。

今周囲に溢れているあの職業の
ルーツが実は江戸時代にあった
なんてことも大いにありそうです。

『一人相撲』がルーツになった
職業は多分無いと思います。笑

 

それでは、また次回!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です