どうも、IWAっす。
今回の浮世絵風イラスト講座は、
『おかめ』の描き方をご紹介します。
おかめ納豆やお祭りの屋台などで
お馴染みのおかめのお面。
何故そんなニッチなものの浮世絵風の
描き方解説をしようと思ったかと
いうと、和風モチーフの中でも
比較的簡単に描きやすいからです。
パーツがシンプルな分、
練習しやすいと思いますし
オリジナリティも出しやすいです。
基本の描き方を押さえたら、
あとは表情や色を変えて
グリグリ遊べるので
是非試してみてください!
今回もいつものように
・筆ペン(本番用)
・鉛筆(下描き用)
を使用して描いていきます。
尚、TOP画はPhotoshopで
着色しております。
それではいきまーす!
必ず最初に輪郭を描くのが浮世絵流
おかめを描く際、
最初に描いておくと
あとあと作業が楽になる箇所が
あります。
それは輪郭です。
おかめの顔はひょうたん型。
顔の各部位がその顔の中心に
ギュッと密集しているのが
顔の特徴です。
額部より下は頬もアゴも
肉付きよくふっくら描きます。
ここにセンター分けの髪型を
描き足します。
ここに顔のパーツを描き足して
いきます!
“目はスケベに”が浮世絵風の描き方
上の北斎漫画でも解る通り
おかめの目は半月形をしており、
目尻の端がやや吊り上がっています。
一言で言うとスケベ目です。
今回は二重(ふたえ)の線も
描いておきます。
黒目は比較的小さく、
目の焦点はわざと合わせないように
描くと浮世絵っぽい雰囲気が出ます。
眉毛は丸っこいものを描くと
かわいく仕上がります。
おかめのお面の中には
黒目が見えていないものも
ありますが、
今回は基本の描き方を意識して
スタンダードな表情で描いていきます。
決して美人な描き方をしないのが浮世絵風
仕上げに鼻と口を描いていきます。
もう仕上げです。
簡単に描けるとは分かっていましたが
こんなに楽だとは思いませんでした。
急に終りが見えてきて
やや寂しくなってきました。
ですが大丈夫です。
残りも全力でおかめに
捧げたいと思います。
まずは鼻ですが、
全体的に四角い形を
イメージします。
上記の様な鼻筋を描いたあと、
両目の真下にかかるくらい
幅の大きい小鼻を描きます。
位置を調整しながら
鼻孔と鼻の中心を描き足して
いきます。
ここもふっくらとした肉感が
出せればGOODです。
鼻と同じくらいの幅で
二つの山が特徴の上唇と
ぷっくりとした下唇を描いて
完成です!
あくまで美人ではなく、
ファニーな表情を意識します。
まとめ
『おかめ』の
和風・浮世絵風イラストの描き方の
おさらいはコチラ!
・頬とアゴはふっくらと、輪郭全体をひょうたん型に
・黒目は小さく、スケベ気味な目を意識する
・鼻と口は同じ幅。決して美人に描こうとしないこと!
いかがでしたか?
おかめと一言でいっても、
画像検索してみると
多種多様な種類が出てきます。
それらを基本にして
自分オリジナルのおかめの表情を
描いてみるのも楽しいかと
思います。
是非楽しんで描いて頂ければ
幸いです!
それではまた次回。
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