【浮世絵イラスト付き】映画『パラサイト-半地下の家族-』は観ない理由が見当たらない大傑作

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オムニー!IWAっす!

今回の浮世絵イラストつきレビューは韓国映画『パラサイト-半地下の家族-』っす。
巨匠ポン・ジュノが放つ、社会派娯楽サスペンスコメディっす。(ジャンル分けが難しかった)

第92回アカデミー賞では、
アジア映画として至上初となるオスカーを獲得!
その他に監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の計4部門を受賞する歴史的な作品になったっすね!

ところで何を隠そう、
僕は『グエムル -江漢の怪物-』からのポン・ジュノの大ファンっす。
ちなみに『スノーピアサー』や『オクジャ』などのハリウッド配給作品が比較的好きだったりします。

毎回新鮮なアイディアとメッセージ性で、鑑賞後に何とも形容し難い余韻を与えてくれるポン・ジュノ作品。
今回の『パラサイト -半地下の家族-』はいかに?

あらすじ

一家全員失業中のキム一家は半地下暮らし。
生活に困窮していたある日、長男ギウ(チェ・ウシク) が友人の代理で裕福なパク家の長女ダヘ(チョン・ジソ)の家庭教師として豪邸に招かれる。
そして次第にキム一家全員がパク家に身分を偽り、潜入(パラサイト)していくのだったが…

あなたの人生に『計画性』はあるか?

「無計画でいれば失敗することはない」
そんな価値観で生きてきた一家の大黒柱である父ギテク(ソン・ガンホ) 。

「解けない問題は関係ない、重要なことは突破すること」
と教え子を諭す息子ギウ。

格差社会をテーマにしている作品、
という見栄えのその実は、
社会のシステムのせいにするその前に、自身は確固たる計画を立てて現状を突破しようとしたか?
という踏み込んだ問いかけが本作には見える。


家族の中で自分だけ特技や目標を持たず、
人生を無計画に過ごす父(あいつにシンパシーを感じた時点で詰んでいる)。
そんな父が最終的にどこに落ち着いたのか?
これを現実に置き換えると中々ゾッとする。

一方、山水景石という
希望・プライド・願望を胸に抱き、
周到に計画を立て人生を突破しようとする息子。

洪水時の照明使いや陽光の当たる庭に寝そべる息子など、この2人は親子でありながら対照的であることが示唆され、物語全体が自身をもがきながら必死に探そうとする息子の成長譚とも見て取れる。

(だからこそ恐らく父とは別の道を歩むであろう彼の、ラストの想像は実現しないと思うが)


あらゆる演出で貧富の象徴である“境界線”が表現さていたり、
ジャージャー麺の食べ残しを使った悪趣味すぎる比喩とか、
序盤の「あんたはGよ」という言葉通りに終盤父がG並みの動き方になったり、
無駄に長尺な北朝鮮のニュースキャスターのモノマネシーンとか、
いやマジで投げるんかい」のハンマー投げシーン等、
演出・時事性・コメディがこんな絶妙なバランスで娯楽作になるの?と絶句。
本当にポン・ジュノは化け物なのか…と思ってしまう。


話の展開の衝撃さに本気で声を漏らしてしまったシーンがいくつもあり、一家の口癖を借りて、“クソ”面白かったです。
観ない理由がない。やっぱりポン・ジュノ愛してるよポン。

『パラサイト-半地下の家族-』まとめ

いかがでしたか?
特に中盤からの衝撃の展開には僕も含め
「うわあああああああッッ!!!」
心の悲鳴を上げた方も多いのではないでしょうか?

とにかく脚本が良くできていて、
脚本賞にも納得の一本でした。
(作品賞・監督賞・脚本賞の受賞っていう作品に対しての全肯定っぷりが凄いっすよね笑)


それではまた次回!
オッパー!

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